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もし生まれ変わるならブラジル人になりたい…かも?

【day】32~35日目
【route】アスンシオン→サンパウロ→リオデジャネイロ

 

パラグアイでの取材も無事に終え、5カ国目となるブラジルへと入国しました。

ブラジルといえば、南米大陸で最大の面積を占める国

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photo by Pexels

そしてなんといっても、カナリア軍団として世界にその名を轟かせる、サッカー大国!(ここのところは不調だけど…)
 

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通貨は「レアル/Real」で、R$.1 ≒¥30

公用語は、ポルトガル語
 

…という基本情報を踏まえつつ、パラグアイはアスンシオンから、ブラジルはリオデジャネイロへ、飛行機で向かいます。

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なぜ飛行機かというと、アスンシオンからリオデジャネイロへ、仮にバスで向かうとなると所要30時間以上…。

節約を考えれば当然、飛行機の利用は避けたいところなのだけど、未だ記憶に新しいボリビア→パラグアイの地獄の陸路・58時間移動。日をまたぐ長距離バスは、今の私たちにとってはまだ、恐ろしすぎる選択肢なのでした…。

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…というわけで、アスンシオンのシルビオ・ペッティロッシ国際空港から、サンパウロを経由して、リオデジャネイロのサントス・ドゥモン空港に到着。

バスで約30時間かかるところ、飛行機では約6時間……すみません、楽させて頂きました。
 

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宿は「ガンボア・リオ・ホテル/GAMBOA RIO HOTEL」(一泊一室 R$.208 ≒¥6,240)。
 

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ブラジルの物価は日本より少し安い程度な上、ちょうど南米三大カーニバルのひとつ「リオのカーニバル」の時期ということも相まって、これまで過ごしてきたペルー・ボリビア・パラグアイとは、宿泊費のアベレージはもはや別世界なのです。
 

さて、そんなリオデジャネイロですが、どんな街かというと…

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東京にも負けず劣らずの、大都会!

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さらに、パラグアイはアスンシオンにも負けず劣らずの、緑の都市!

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気温は30℃前後と非常に暑いのだけど、豊かな街路樹のおかげで木陰が多いし、交通マナーも予想に反してなかなか良く、非常に街歩きしやすいのです。
 

日本でも南米でも、リオデジャネイロの治安の悪さは有名だけど、体感では驚くほどピースフルな街。もちろん、こちらがかなり気をつけているのもあるし、ラッキーなのもあると思うのだけど。

確かに、カメラを持って歩いていれば、見知らぬ地元の人に「カメラはしまっておけ!盗られるぞ!」と、一日2~3回は必ず声をかけられます。

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地元の人が言うのだから、少なくとも強盗や窃盗が多い街であることに変わりないのでしょう。ただ逆に考えれば、見ず知らずのジャパニーズを気にかけてくれる親切な人が多いってことでもあり、やっぱり私たちの目には魅力的な街に映るのでありました。
 

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さらに逆接になってしまうけど、とはいえ、私たちが訪ねたタイミングは、“ジカ熱”の報道が最もヒートアップしていた頃…という意味ではやっぱり怖いトコロ。

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2016リオ五輪の出場辞退を申し出る海外選手もいるとのことで、なるほど、街のいたるところで「ストップ!ジカ」が呼び掛けられていて、事態の深刻さが伺えます。
 

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2016リオ五輪といえば、諸々の大会準備の遅れについても指摘されているブラジル。
 

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街のいたるところで、オリンピックに向けた交通インフラ整備が行われていましたが、2月時点でこの状況って確かになかなかヤバそう…というポイントが多いように見受けられました。
 

…という様々な問題を抱えているリオデジャネイロですが、そんなことはお構いなしと言わんばかりに、街の人々はとにかく明るい!

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もうまさに、これぞイメージ通りのブラジルってかんじで、ちょっと街を歩けば、やたらと話しかけてくるわ、写真撮ってくれと勝手にポーズ決めだすわ、どんな無愛想な旅行者であっても、彼らはほっといてはくれません。

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「リオのカーニバル」の開催期間中とあってこのテンション…というのもあるだろうけど、それにしたって圧倒的な"陽"のパワー。

 

・・・私たちは思いました。

とてもじゃないけど賑やかすぎて、ここには住みたくはない。けれど、もし生まれ変わるとしたら、ブラジル人としてリオデジャネイロに住んでみたい…かも?、と。

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それくらい、リオデジャネイロの人々の「生きるって楽しい!」…なオーラは眩しかった。人生って、こんなにも素直に楽しんでいいんだなと、当たり前のことを有無も言わさず思い知らされたカンジ。

無理にテンションを上げる必要はないけれど、「生きてて幸せ!」と、恥ずかしげもなく言えるような人間に成長したいと、地球の裏側で思う二人なのでありました。

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*世界一周の旅を経て、
お菓子ブランドをスタート!




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