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“コーンスープの失敗”から生まれたパウンドケーキ


「Sopa Paraguaya/ソパ・パラグアージャ」を直訳すると「パラグアイのスープ」ですが、 なんと不思議なことに、実際はスープではないのです!

昔々パラグアイで、料理人がコーンスープを作ろうとした際、 うっかり水分を飛ばしすぎてしまい、トウモロコシのパウンドケーキになってしまった。

しかし、ものは試しと味見をしてみたら、なんとこれが非常に美味!

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…そんな失敗から偶然生まれたものが、なんと今ではパラグアイを代表する郷土菓子にまでなったのだそうです。

まるで、アップルパイの失敗作がルーツという、フランスの「Tarte Tatin/タルト・タタン」にように、奇跡的に生まれた一品!
 

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「ソパ・パラグアージャ」は、コーンフラワー(乾燥トウモロコシ粉)とケソ・パラグアージャ(パラグアイのチーズ)、玉ねぎ、卵、バター、牛乳を基本として作られるパウンドケーキ。

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オーブンでの焼き加減は家庭によって様々ですが、パラグアイのコーンフラワーで作ると、焼き上がりが非常にフンワリするのだとか。

また、「Queso Paraguaya/ケソ・パラグアージャ」はパラグアイならではの非常に特徴のあるチーズで、これが「ソパ・パラグアージャ」の一番のおいしさの秘訣。

日本で手に入れるのは難しいようですが、代替としてフレッシュチーズにヨーグルトを足すと、本場の味に近づけられるとのこと。

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実際に味わってみると、「ケーキ」とはいっても決して甘いものではなく、コーンの素材そのものをシンプルに楽しめるような仕上がりで、それはそれは素朴な味わい。

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現地の人に聞いてみると、お年頃の女の子が母親とキッチンに立ち、最初に覚えるパラグアイの“母の味”なのだとか。

また、パラグアイでは食事を5回に分けて食べる習慣があるのですが、その中で「ソパ・パラグアージャ」は、食事に、おやつにと、食べるシーンも人それぞれ。

なるほど、郷土菓子ではないけれど、日本の家庭に置き換えると「玉子焼き」のようなものなのかもしれません。

あや

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