このスーパーフルーツが、ブラジル人のパワーの源!
日本では、ハワイ発の「アサイー・ボウル」で一躍有名になった果物「Acai/アサイー」。
スライスしたバナナと、オートミールやブランフレークを乗せて、ワンボウルでいただくスタイルが、ちょっとリッチなカフェメニューとして人気です。
今ではコンビニでも「アサイードリンク」を見かけるほどになったとはいえ、 やはり高価なことに変わりなく、他の果物に比べたら、日本ではまだまだ一般的なものではありません。
そもそも「アサイー」って、どんな果物なの?…というと、ブラジル原産のヤシ科の植物で、古くからアマゾン先住民に食されてきた、希少な果実。
一粒あたり5%ほどしかない可食部分(約95%は硬い種)には、多くの栄養素や抗酸化成分が含まれています。一般的には、この可食部分をペースト状にして加糖したものが商品となって、市場に流通しているというわけです。
…というわけで、本場の味を確認せねば!と、 アサイーを探しにリオデジャネイロの街に出るわけですが・・・
なんの苦労をすることもなく、あっという間に発見! そう、ここリオデジャネイロでは、街中にアサイーだらけなのです♪
「アサイー」を片手に、朝食・もしくはお仕事帰りにスタンドでひと休み。…これが、リオデジャネイロの定番スタイルのようです。
もちろん私もトライ♪ 注文すると、ものの数分でコップいっぱいのアサイーを出してくれます。一番小さいサイズの300㎖(街中の売店でどこもR$.5 ≒¥150程度で購入できます)で十分な量。
そして、味わってみると・・・
見た目とは裏腹に、後味すっきり!そして、この熱いブラジルの気候にぴったり! 火照りが一気に引いていくのが分かります。
これは一体、どのように作られているの?…と、いくつかのお店で聞いてみると、 基本的にはどこも冷凍のアサイー ペーストをミキサーで攪拌(かくはん)しているだけでした。
…しかし!
そのペーストの加糖・加水・冷凍具合や、ミキサーの攪拌時間、場合によってはバナナジュースやアップルジュースを合わせるなど、お店によって粘度と味に確かなこだわりがあるのです!
純度の高いものは、とっても濃厚♪ あくまで実体験の範囲内での話しですが、街中の売店のものは安定して濃厚さがキープされていて、どこで味わってもとってもおいしい。
一方、少しこじゃれたカフェなどでは、かなり氷で薄められているものが多いように感じました(もちろん、好みによるのでしょうけど)。
スライスしたバナナなどを乗せる「アサイー・ボウル」がデフォルトかと思っていたけど、 本場のアサイーをトライして気付いたのは、ここブラジルでは“アサイーだけ”をシンプルに味わうのが一般的だということ。
また、アサイー1杯だけでもかなり満足感がありますが、観察しているとどうやら、「アサイー+スナック類+他のドリンク類」をセットで注文する人も多い! よく食べるなぁ…。
余談ですが、スナックは滴型の揚げ物「Coxinha/コシーニャ」が、ここブラジルでは定番のようでした。かわいい…。
なお、アサイーは家庭でも親しまれているようで、リオデジャネイロのスーパーに行くと、このような冷凍ペースト(ミキサーで攪拌する前のもの)がズラリとならんでいます。
さすがアサイーの原産国ブラジル。その消費量の多さは、少し街歩きするだけでもよ~くわかるのです。エネルギッシュで陽気なブラジル人のパワーの源のヒミツは、この「アサイー」にあるのかもしれません♪
あや
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*世界一周の旅を経て、
お菓子ブランドをスタート!
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