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ブラジル×ポルトガル×アフリカのコラボ郷土菓子!?


かつてポルトガルの植民地だったという歴史的背景から、ブラジルにはポルトガルをルーツとする郷土菓子がたくさんあります。

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ポルトガルのお菓子の特徴のひとつが、「卵黄」を大量に使うという点。そしてその卵黄をベースとしたお菓子が、ブラジルでトロピカルにアレンジされたものが、今回紹介する郷土菓子「Quindim/キンジン」です。
 

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17世紀のブラジル北西部ではココナッツが豊富、また、サトウキビによる製糖が盛んでした。

そこへ奴隷としてブラジルに連れて来られたアフリカの人々が、ブラジルの特産であるココナッツと砂糖を使ってアレンジしたお菓子が「キンジン」なのだとか。

つまりキンジンは、ブラジル×ポルトガル×アフリカの三国の食文化が絡み合って生まれた、まさに“移民の国”といわれるブラジルならではの郷土菓子なのです!
 

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表面の光沢と濃い黄色が、非常に特徴的なこのお菓子。主原料は、砂糖・卵黄・すり潰したフレッシュココナッツです。

値段は、一個 R$.4 ≒¥120程度。ちなみにブラジルのパティスリーやカフェなどで注文すると、一般的にはカップから取り出して、上下逆さまの状態で提供されます。

なるほど、きっとプリンの様なものなのだろうと想像しながら食べてみると…

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…想像以上にパンチのある味! 強烈な甘さもさることながら、ココナッツの主張がとってもハードなのです!

お店によって、材料の割合や甘さのバランスは様々ですが、中には卵黄の量に対して砂糖を倍量入れるところもあるのだとか…。

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日本人の私たちの味覚からするとだいぶ甘さの調節が必要だと思いますが、ブラジルらしいこの鮮やかな見た目、そしてなによりも誕生ストーリーのユニークさは、注目すべき郷土菓子であることに変わりはありません。

帰国後は、日本でも好まれるような、甘さひかえめの改良レシピを考案したいと思います♪

あや

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