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アルゼンチンでは、“お芋のタルト”が定番なのです♪


今回紹介する郷土菓子「Pasta Frola /パスタ・フローラ(Pasta Frolla/パスタ・フロッラ)は、現在は“タルト生地”、“タルトケーキ”として広く認識されています。

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アメリカ大陸にはイタリア移民によって伝えられたと考えられていて、南米では特に、アルゼンチンやパラグアイでよく見かける郷土菓子。
 

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そして、このパスタ・フローラの具材としてよく使われるのが「ドゥルセ・デ・バタタ/Dulce de Batata」。直訳すると「甘い芋」という意味です。

「バタタ/Batata」はサツマイモの原産地、南米アンデスのタイノ族の言葉で「サツマイモ」を意味し、ドゥルセ・デ・バタタはつまり、サツマイモをペースト状にしてギュっと固めた芋羊羹のようなもの。

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アルゼンチンでは、お菓子の材料として定番中の定番です。スーパーにもドゥルセ・デ・バタタがずらり!

実際、パラグアイのパスタ・フローラはグアバジャム入りでしたが、アルゼンチンのパティスリーに並ぶタルトは、そのほとんどがドゥルセ・デ・バタタ入りでした。

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・・・そしていよいよ、ブエノスアイレスのパティスリーで購入して、実食!!

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なお、このお店でのお値段は、1ピース $40 ≒¥320でした。

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食べてみると、シンプルな“お芋のタルト”そのもので、どこか懐かしく、私たち日本人にも馴染みのある味わい。

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また、かなりどっしりとしているので、1ピース食べただけでもかなりの満足感があります。
 

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ここアルゼンチンでは、季節を問わず通年食されるのが一般的だそうですが、モンブランやマロンパイといった類いのスイーツを彷彿とさせるパスタ・フローラは、日本では秋のお菓子として好まれそうです♪

あや
 


【今回「Pasta Frola /パスタ・フローラ」を購入したお店はコチラ】

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パナデリア・イ・コンフィテリア  サン・アントニオ/Panaderia y Confiteria San Antonio
住所:C1072AAB, Bernardo de Irigoyen 70,Buenos Aires,Argentina
HP:なし


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*世界一周の旅を経て、
お菓子ブランドをスタート!




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