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生ウニにエンパナーダ、そして〆はインカ・コーラなグルメ旅

【day】44~45日目
【route】コロニア・デル・サクラメント→ブエノスアイレス→サンティアゴ


前回の「旅の日記」に綴ったとおり、アルゼンチンからチリに到着した私たち。

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降り立ったのは首都・サンティアゴ。はっきり言ってこの街には、旅行者ウケするような見どころはほとんどないに等しい。

私たちが訪ねた、いわゆる観光スポットも「サンタ・ルシアの丘/Cerro Santa Lucia」「サンティアゴ大聖堂/Catedral de Santiago」の2つだけ。


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「サンタ・ルシアの丘」は、セントロ(旧市街)にある高さ70mほどの小高い丘で、かつてスペイン人征服者の要塞だった場所。

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丘の頂上まで登ると…

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サンティアゴの街並みが一望できます。

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ビル群の向こうには、標高6,000m級のアンデス山脈! なかなか異様な光景です。


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「サンティアゴ大聖堂」は、「アルマス広場/Plaza de Armas」にある1558年創建の教会。

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スペイン人征服者のバルディビア一行が建てた、チリ・カトリックの総本山です。

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軍事独裁体制下の時代には、反軍政市民グループの抗議集会の場になっていたのだとか。


・・・と、どちらも素晴らしいスポットなのだけど、他の南米諸国の首都に比べたら、やはり見どころは少ないと言わざるを得ない、サンティアゴ。

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ほかにも、大統領府の「モネダ宮殿/Placio de la Moneda」や歴史博物館の「サンティアゴ博物館/Museo de Santiago」など有名どころがあるけど、なかなかシブい。


・・・しかし、そんな街がやたらと気に入ってしまった私たち。

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というのも、なかなか言葉では表現しずらいのだけど、他の南米諸国の首都とは違って、不思議と街の空気感がやわらかい印象。

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もちろん、それなりの喧騒とはお付き合いしなければいけないのだけど、道行く人は皆朗らかで、とっても友好的。

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また、四方を山に囲まれた地形のサンティアゴは、慢性的に大気汚染に悩まされている都市とはいうけれど、訪れたタイミングが良かったのか、むしろ目と鼻の先に広がる太平洋からの海風が心地よく、爽やかさすら感じたのです。
 

そしてなによりも、食の豊かさはこれまで訪れた南米諸国と比べても、ピカイチではないでしょうか! もちろん、私たちが島国・ニッポンからの訪問者ということが大きいかもしれないけど。

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…というのも、チリはご存知、北から南まで太平洋に面した海洋大国。そのため、必然的に海鮮料理のレベルは南米の中でも群を抜いて高いのです。


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おいしい海産物に飢えていた私たちは、「中央市場/Mercado Central」へ。

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ここでは水揚げされたばかりの海産物が売られていて、

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併設されている飲食店では、新鮮な海鮮料理を楽しめてしまうのです。

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妻が注文したのは、「ソパ・デ・マリスコス/Sopa de Mariscos」というシーフードスープ。

そして夫が注文したのが・・・

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・・・生ウニ!!!

チリでは生ウニを食べる習慣があまりないらしく、しかし、旅行者(特に日本人)に大人気のため、こうして市場でメニュー化されているのだとか。

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しかもこの一皿で、1,000円ちょいという、私たち日本人からすると夢の一皿。喜びが一周して、もはや鬼の形相と化した夫。

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さらに、白ブドウの蒸留酒「ピスコ・サワー/Pisco Sour」もトライ。

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アルコール度数は平均45度…普段お酒をまったく飲まない二人にとっては衝撃的なパンチ力です。でも、とっても美味。


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さらに、市内には「エンパナーダス・ジュニーニョ/Empanadas Zunino」というエンパナーダ専門店なるものもあります。

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「エンパナーダ/Empanada」とは、具入りのパンまたはペイストリーで、広く中南米で愛されているスナックです。

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地元で圧倒的な人気を誇る老舗とのことで、レトロな店内は確かに多くの人でごった返していました。

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もちろん、私たちもエンパナーダをトライ。国や地域によって生地の種類は違う(クッキー生地、ピザ生地など)のだけど、ここのお店はサクサクのパイ生地を使っていたのが印象的!


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さらにさらに、サンティアゴは屋台メシもおいしい!

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最もよく目にしたのが「ソパイピージャ/Sopaipilla 」。南米のカボチャを練り込んだ生地を揚げて、 マスタードやケチャップ、「ペブレ/Pebre」というサルサなどをかけて楽しむスナック。

これがサクサク軽い食感で、何枚でもいけてしまうのです!



そしてここからは、フード・ミステリーツアー in サンティアゴ・・・
 

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なぜかファーストフードはどの店も、違う味の組み合わせをメニューにするという発想はなく、値段が上がることはつまり、同じ味のフード×2個になる……というミステリー!

(しかも値段が上がると、セットドリンクはソフトドリンク→アルコールに勝手に変更されるという謎のシステム…)
 

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店頭のメニュー見本に「食品サンプル」はなく、ほとんど店が本物のフードを並べている……というミステリー!

(そもそも他の南米の国々では、メニュー見本をほぼ見かけなかった&本物のフードを使うとコストが半端ないのでは…という疑問)
 

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ペルーの飲料メーカーが発売しているコーラ「インカ・コーラ/INCA KOLA」が、チリでもほぼ同じ価格帯でスーパーなどで販売されている……というミステリー!

(実際ペルー以外の国でも販売はされているけど、滅多に出会うことはない&非常に値段が高い…)
 

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そして、インカ・コーラを愛する夫は、再会の喜びで雄叫び!



…というわけで、ミステリーも多々あるけれど、実はグルメ天国なチリ・サンティアゴ。

日本人の旅行先として、もう少しメジャーになっても良いのでは?…と思うくらい、日本との共通点も多い、愛すべき国、そして街なのでありました。

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