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ややこしすぎる、CUCとCUP! キューバならではの二重通貨制…


前回の「旅の日記」に綴ったとおり、中米・キューバはハバナに到着した私たち。

社会主義とあってまだまだ旅行しにくい国のため、入国前に色々と調べてから臨んだわけですが、その内のひとつ、とってもややこしい「キューバのお金」についてまとめました。

「キューバの宿とインターネット事情」は↓こちらの記事でまとめてます。
社会主義国・キューバの宿とインターネット事情のハナシ


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キューバ通貨はなんと、主として外国人が使う「兌換ペソ/CUC」と、主としてキューバ国民が使う「人民ペソ/CUP」の、2つがあります。

レートは、1CUC =US$ 1が固定で、これを元にほかの国との通貨レートが決定されます。

また「兌換ペソ/CUC」と「人民ペソ/CUP」との変換レートは、1CUC=24CUP

つまり、私たちのキューバ滞在時は、

1CUC ≒¥113
1CUP ≒¥4.7

…というカンジで計算していました。


では、「兌換ペソ/CUC」と「人民ペソ/CUP」を実際どのように使い分けるのかいうと・・・

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「兌換ペソ/CUC」は、現地で“クック”と呼ばれ、主に観光客が使用する通貨

原則、外国人旅行者は、宿泊代や飲食代、交通費など、現地での支払いの全てをこの通貨でしなければなりません。

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「人民ペソ/CUP」は現地で“ペソ・クバーノ”と呼ばれ、こちらは原則、キューバ国民が使用する通貨

しかし、例えば屋台や市場など、要はローカルスポットで非常に小額の買い物をする際には、外国人旅行者も使用はできます(逆に、キューバ国民も「兌換ペソ/CUC」を使用できる)。


・・・と、なぜこんなにややこしいことになっているのかというと、

二重通貨制が導入されたのは、ソ連消滅後の1994年。そして、その際に誕生した通貨が「兌換ペソ/CUC」。キューバは慢性的な外貨不足を抱えているため、外貨流出を防ぐ目的で、外国人使用通貨と現地通貨とを区別する二重通貨制を導入したのでありました。

なお、キューバ国内では、高級ホテルや高級レストランを除いて、クレジットカードはほとんど使えません。そのため旅行者は、CADECA (Casa de Cambio)という両替所で、「兌換ペソ/CUC」を手にすることがマストとなりますが、ここで注意点がひとつ。

なんと、世界中でその威力を発揮するUSドルが、ここキューバでは打って変わって不利な通貨となるのです。

キューバ国内では、日本円をはじめ、ユーロイギリス ポンドカナダ ドルあたりが両替できますが、手数料はおおよそ5%程度。しかしUSドルに限っては、手数料加えて課徴金が10%かかるのであります!!

キューバ政府は2016年3月に、アメリカの経済制裁の緩和が確実に行われているかを確認した上で、USドルへの課徴金を廃止すると発表しましたが、さて、どうなることやら…。


そして、これは余談ですが、キューバの通貨は絵柄も非常に興味深く・・・

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・・・といったように、やはりキューバ革命のモチーフが中心となっています。

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チェ・ゲバラの紙幣は、旅行者のお土産としても大人気。しかし「人民ペソ/CUP」(キューバ国民が使用する通貨)は手に入りにくいので、そこにつけ込んで、露店などで販売されていたりします(笑


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・・・というわけで、二重通貨制のおかげで、とってもややこしいキューバでのお買い物。

街中では「兌換ペソ/CUC」と「人民ペソ/CUP」の表記がごちゃまぜで、瞬時にそのモノの価値を判断するのは至難の業。そのため、私たちは常に計算機を持ち歩くようにしていました。

残念ながら、そのややこしさを利用して、高額をふっかけてきたり、お釣りをちょろまかしたりといった輩と対決しなければいけなかったので、、、


アメリカとの関係良化で、二重通貨制も解消される動きに向かっているようですが、果たしていつになることやら?

これからキューバを旅される方は、持ち物リストに「計算機」を加えることを、激しくオススメします! 使用頻度が高いので、携帯やスマホの計算機だとあっという間に電池がなくなりますよ〜(笑

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