首都ボゴタに到着!・・・でもそこは、あまりにも危険過ぎる街…?
【day】48~49日目
【route】イースター島→サンティアゴ→ボゴタ
前回の「旅の日記」に綴ったとおり、イースター島の見学を終えた私たち。
お次は中米の旅を見据えて、モアイに別れを告げ、一気に北上。一路、コロンビアを目指します。
南米大陸の北端に位置し、北はカリブ海、西は太平洋に面したコロンビア。
photo by lanur
なんといっても、黄金郷(エル・ドラード)伝説を生んだ国として、世界中に知られています。
通貨は「ペソ/Peso」で、$.1 ≒¥0.04。
公用語は、スペイン語。
…という基本情報を踏まえつつ、いざコロンビアの首都・ボゴタを目指します。
イースター島からのアクセスは、飛行機で所要約11時間。チリの首都・サンティアゴを経由して、ボゴタへと入りました。
「エル・ドラード国際空港/Aeropuerto Internacional El Dorado」から、ボゴタの中心街であるセントロ(旧市街)へ。
ボゴタでの宿は、こちらの「オスタル・バルアルテ・デ・ラ・カンデラリア/HOSTAL BALUARTE DE LA CANDELARIA」(一泊一室 $57,000 ≒¥2,280)。
部屋は荷物の置き場所にも困るほど、この旅でダントツの狭さ…。まさに寝るためだけの部屋、といったカンジです。
ただし、典型的なバックパッカー向けの宿なので、共有スペースは広々&女将さんがとっても世話好きなのが救いです。
…そして、その女将さんから私たちに、一つ忠告が。
「旧市街からは、絶っっっっ対に、出るんじゃないよ」
…え?
南北500㎞、東西100㎞の大都市・ボゴタの中にあって、旧市街ってほんの一区画ですよね?
地図上に表すと、右上の小さな赤丸の部分が旧市街なわけですが、ここから出てはいけないと?
もし出たら、どうなるんですか?
「撃たれるよ」
どっひゃーーーーーーーー!
麻薬・強盗・殺人など、コロンビア、そしてボゴタの治安の悪さについては、よく調べているつもりだったけど、まさかここまでヒドい状況だとは…。
しかも、女将さんからさらに詳しく説明を受けると、大体のぼんやりとした範囲というよりも、「どの通りから先は、越えてはいけない」と、かなり具体的かつ明確なのが、非常に恐ろしい。
これまで、グアテマラの首都・グアテマラシティなど、何度か“犯罪都市”や“凶悪都市”といわれるトコロへ訪ねる機会はあったけど、当たり前のこととはいえ、地元の人が「危ない」という街は、本当に・本当に・本当にヤバい!…ということ。
さらに女将さんからは、旧市街は安全とはいえ、間違ってもカメラなんてぶら下げて歩くことのないように!…と念押しの忠告まであった上、ふと宿の壁紙に目をやれば、こんな張り紙も。
はい、「本物の警官」の見分け方を、事細かに説明している張り紙です。こんなものが作られるなんて、一体どれだけのニセモノが街中に存在しているのでしょう…。
しかし、アタマでは分かったつもりでいても、宿のすぐ目の前にこんな可愛らしい街並みが続いていると、おもわず忠告を疑いたくなってしまいます、、、
人口700万人、南米5大都市にも数えられるボゴタとは、一体どんな街なのか…? それはまた、次回の「旅の日記」に綴っていきたいと思います。
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*世界一周の旅を経て、
お菓子ブランドをスタート!
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