post

かの有名な『夢をかなえるゾウ』も、大好物だというインドの郷土菓子!?


ヒンドゥー教・仏教・ジャイナ教などの発祥の地として知られる「宗教のるつぼ」、インド。

01DSC_0464

なかでもヒンドゥー教は、インド社会に特に深く浸透している宗教です。ヒンドゥー教徒はなんと、国民の約80%を占めるのだとか。

02DSC_0547a

そのためインドの郷土菓子は、ヒンドゥー教の儀礼などの際に必要となる「お供え物」として生まれたものが非常に多く、その証拠に「保存がきくお菓子」がほとんどなのです。

03DSC_0400a

そんなインドの郷土菓子の中でも、私が現地を訪ねる前からず~っと気になっていたのが、こちらの「Laddu/ラドゥ」♪  インドで最も有名なお菓子のひとつです。

04DSC_0572

なんとなんと、書籍『夢をかなえるゾウ』で日本でも知られる存在となった、ヒンドゥー教の神様・ガネーシャも、ラドゥが大好物なのだとか!?

05DSC_0575

その証拠にこのとおり、左手に大量のラドゥを抱えていらっしゃいます。鼻でキャッチして、まさに召し上がる瞬間ですね、きっとこれは。


さて、そんな人気者のラドゥですが、材料はとてもシンプル。粉と砂糖、そして「ギー/Ghee」という、インド料理でよく使われる濃縮されたバターがベースとなっています。

粉には、ひよこ豆粉やセモリナ粉、細かくしたココナッツなどを使い、最後に団子状に成形します。

その際に、カルダモンパウダーで香り付けしたり、ナッツやドライフルーツを混ぜたりと、アレンジの仕方は地域によって様々なバリエーションがあるのだとか。

06DSC_0837b

そして早速現地のラドゥを味わってみようと、まずは北インド・バラナシ(ベナレス)で、最も人気があるというパティスリーを訪ねました。するとそこには、数えきれないほど多種多様なラドゥが!

07DSC_0504

悩みに悩んだけど、今回はまず、こちらの3種類のラドゥを購入してみることに♪

(ちなみに、お供え物として一度に大量に購入するのが一般的なので、値段表記はすべてキロ単位でした…!)


***

09aDSC_0528

まず1つ目は、「Laddu Afghani/ラドゥ・アフガニ」(Rs500 ≒¥750 /㎏)

09bDSC_0591a

アフガニスタンの通貨単位「Afghani」の名を冠したラドゥ(由来は謎でした…)。見た目がかわいらしくて一目惚れしてしまいましたが、カルダモンとローズの香りが強烈で、かなり玄人好みの一品と思われます…!


***

10aDSC_0534

2つ目は、「Laddu Jodhpuri/ラドゥ・ジョードプリ」(Rs440 ≒¥660 /㎏)

10bDSC_0606a

パキスタンとの国境近く、ラージャスタン州で生まれたとされるラドゥ。カレーのような風味で、甘さは控えめ。中にはアーモンドとピスタチオが入っています。

まわりには「ブンディ/Bundhi」という揚げ玉がついていて、プチプチとした食感が特徴的。


***

08aDSC_0519a

3つ目が、「Laddu Gond/ラドゥ・ゴンド」(Rs600 ≒¥900 /㎏)

08bDSC_0600b

インド中南部で暮らす部族の名前「Gond」が付けられたラドゥで、アーモンド&ポピーシード入り。見た目は比較的シンプルですが、ギーが多めの配合なのか、かなり濃厚でパンチ力のある一品です。


***

どのラドゥも、口の中でホロホロと崩れる食感は絶妙で、さすがアジアの郷土菓子大国・インド!…といった印象。

しかし、特筆すべきはやはり、強烈すぎる甘さと大量のオイル!決して小さくはない、ピンポン玉ほどの大きさのラドゥですが、なんとその材料の半分近くが、砂糖と油で占められているのであります…!

これはかなりインパクト大で、デビュー戦で早速インドの洗礼を受けた気分・笑

11DSC_0019a

危うくのっけからKO負けしそうになった、インドの郷土菓子を巡る旅。

でも、これで引き下がってなるものかと、「現地で、現地の人々と、一緒に郷土菓子を作る」ことを目指して、今日も今日とて、せっせとインドの厨房にお邪魔するのでした。

あや
 


【今回「Laddu/ラドゥ」を購入したお店はコチラ】

12DSC_0847zz

シール・サガール/Ksheer Sagar
住所:B-15/45, Sonarpura Road, Varanasi, India
HP:なし


________________________


\世界一周を終え、カフェをopen/



One thought on “*世界の郷土菓子* インドの「Laddu/ラドゥ」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。