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日本でもお馴染みのあのスイーツが…キューバではコンデンスミルク漬け!?


今や日本人の私たちの間でも、すっかり知られる存在となった揚げ菓子・チュロスですが、ここキューバでも発見しました!

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みなさんもチュロスは、一度は食べた経験があるのではないでしょうか? 特に、千葉にある某巨大テーマパークで(笑

その印象が強いためか、「カタチは真っすぐの棒状、味は概ねドーナツと同じ」…というのが、いわゆる日本でイメージされるチュロスのように思います。

しかし、実はあれ、あくまでも日本風チュロスなのです。


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・・・というわけで、まずはチュロスの基本情報から。

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そもそも「チュロス」とは複数形で、正確には「Churro/チュロ」という名のお菓子。

その起源は、スペインの羊飼いの間で、簡単に作ることのできる揚げパンとして誕生したと言われています。なぜ「チュロ」と名付けられたかというと、ナバホ・チュロという種の羊の角に似ていたからなのだそうです。

17世紀頃のスペインでは、チュロ作り専門の「職人」が誕生。チュロ職人のことを「チュレロ/Churrero」、チュロ専用の機材を「チュレラ/churrera」と呼ぶようになったそうです。

これらチュロの食文化が植民地時代に新大陸へと渡り、ここキューバでもすっかりお馴染みのスイーツとなった…というわけなのでした。

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そして肝心なのは、この元祖・チュロが、いわゆる「ドーナツ生地」ではなく、「シュー生地(シュークリームに使う生地)」で作られているということ!

シュー生地は、デンプン質を予め、大量の水分を使って澱化させることで作られています。そのため高温の油で揚げる際に、生地に含まれた水分が爆発しないよう、ゆっくりと全体的に火が通す必要があるため、星型にして表面積を広く取っているのだとか。

確かに、外側がカリカリで、内側は空洞に近くて軽い。チュロといえば星型ですが、なるほど、単なるデコレーションではなく、そこにはちゃ〜んと理由があったのですね。

ちなみに、日本のチュロはオーブン焼成してあるものも多いので、元祖・チュロを同じ調子でパクパクで食べると、油であっという間にノックアウトされるので、注意が必要です(笑


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・・・というわけで昔、本場スペインのチュロを食べたときから、日本のそれとの違いに興味を持っていた私、旅するパティシエ。

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はてさて、植民地時代にスペインからここキューバにやって来たチュロは、一体どんな変化を遂げているのか? …と気になって、地元の人々に交じって、私もトライしてみることに!

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注文すると、早速目の前で調理が始まりました〜。まずは、細く長い生地を油に落として・・・

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揚げ終わるとチョキチョキと短く切って、コルネ型のカップに入れて出来上がり! 私が注文した屋台では、一袋3CUP≒¥14でした♪

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そして一番の特徴であり、スペインの元祖・チュロとの違いは、なんといってもコンデンスミルクを使用するということ!

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南米各地で出会ったお菓子もそうだったのですが、ここキューバでもやはりコンデンスミルクが多用されます。…というわけで、チュロにもグラニュー糖に加えて、コンデンスミルクをたっぷりと!

甘すぎではないか!?…と思いましたが、チュロの生地自体にはほとんど甘さが無いことから、これがなかなかちょうど良いのでした!

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今ある日本風チュロだけでなく、このキューバ風チュロもきっと、日本で受け入れられそうな予感……というわけで、帰国したら試作したい郷土菓子がまた一つ、増えたのでした♪

あや
 


【今回「Churro/チュロ」を購入したお店はコチラ】

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※トリニダーをはじめ、キューバ各地の街中の屋台で購入できます!


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\世界一周を終え、カフェをopen/



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