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私たち夫婦は、「モニュメントバレー」に心奪われてしまいました


前回の「旅の日記」でも触れたとおり、世界遺産・グランドキャニオンをはじめ、その他の国立公園とは一線を画す、独特な空気感・世界観がモニュメントバレーにはありました。そして今回は、その理由“かもしれない”お話を綴っておきたいと思います。
 



モニュメントバレーで私たちが感じた、独特な空気感・世界観。それを納得してしまう背景が、この地にはありました。

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そもそもモニュメントバレーは、他の公園とはその扱われ方が全く違うのですね。というのも、モニュメントバレーは、アメリカの“国立公園”ではなく、単なる“公園”。なぜかというと、この公園を管理しているのは、アメリカ合衆国ではなく、ナバホ国なのです。

 

「ナバホ国」って、アメリカ合衆国の中に別の国なんてあったっけ!?

…っていう話ですが、正確には準自治区なのだそうです。
 

monument-8photo by Autumn's Memories

アリゾナ州の北東部と一部ニューメキシコ州、ユタ州にまたがったところにある、北海道ほどの広さのエリアを、人口約30万人といわれるアメリカ・インディアン最大の部族「ナバホ」が、議会を作って管理・運営しているのだそうです。

このエリアを通称「ナバホ・ネイション(ナバホ国)」と呼び、そしてこのナバホ国の人々の聖地が「モニュメントバレー」なのだとか。

ガイドをしてくれたのも、ナバホ族の方でした

ガイドをしてくれたのも、ナバホの末裔の方でした

アメリカ合衆国といえば、紛うことなき歴史的事実として、多くのインディアンの屍の上に建国された国です。

ですが現代では、こういった本来のアメリカらしからぬグレーなカタチで、先住民族の自治が一定程度担保されていることを考えれば、種々問題はあるのでしょうが、人間はやっぱり進歩できるのだなぁと思うと共に、「モニュメントバレー」でしか感じることのできなかった“なにか”は、確かにそこに存在しているのだ…と、かつてこの地を悠々と闊歩していたであろうインディアンに思いを馳せました。

加えて、なんだか沖縄にまで思いを馳せてしまった、私たちなのでした。

 



ちなみに、アメリカの国立公園に詳しい方は、もしかしたら「“アンテロープキャニオン”は行かなかったの?」と思われるかもしれません。

そう、ロッキー山脈が隆起した台地を流れていく水が、柔らかい砂岩を侵食してできたと言われる、あの奇跡の名所でございますね。

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photo by PatternPictures

もちろん行く予定ではあったのですが、実はですね……


4日目に妻が体調を崩し、救急車で運ばれてしまったのでーす!
あちゃー!汗


日本を出発するときから若干の風邪を引きずってきてしまっていたので、それが問題だったのでしょうね…咳が止まらず危機感を覚えたので、思いきって病院に飛び込みました。

しかも前日は以下のとおり、予想以上に過酷だったので……
 

~アーチーズ国立公園・デリケートアーチまでの道のり~

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はじめはこんなカンジの荒涼とした大地を歩きまして…
 

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次第に岩登りへと道のりが変わりまして…
 

monument-7最後は、崖の横のアイスバーンをウォーキング♥
 

いや、冗談ではなく、最後の方はけっこう冷や汗もんでした…唯一無二の絶景が待っているとはいえ、冬場に「デリケートアーチ」を訪れる方は、本当にご注意下さいませ!なかなか過酷です!!


…というわけで、このハードなトレッキングに妻はとどめを刺されたのやもしれませぬが、気になる搬送先は「ナバホ国」の病院というレアすぎる体験をしつつ、そんなことも含めてこうしてブログに綴れているわけで、おかげさまで無事でございますので、どうかご心配なく!


そんな事情で、残念ながら今回は「アンテロープキャニオン」に行くことは叶いませんでした、、、

…ただですね、これは夫が、旅をしてその土地を離れるときにいつも思うことなのですが、「旅の終わりは、後ろ髪を引かれるくらいが丁度いい」ような気がしています。

「満足したので、もうこの土地に二度と来ることはないだろう」と思うよりも、「いやぁ、名残惜しい。もう一度ここに帰ってきたいなぁ」と思って旅を終えることは、その土地を離れたあとも、その土地に思いを馳せることができるということなので、なんだかそれはそれで幸せだと思うのです。
 

そんな夫から妻への慰めもありつつ(笑)、4日間のアメリカの国立公園ツアーを終え、私たち家族は再びラスベガスへと戻ってまいりました。

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アメリカ滞在も残り二日ですが、大事をとって妻の療養へと入ります、、、

こんな状態で果たして、次の目的地である南米へと移動できるのでしょうか??…乞うご期待!苦笑

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\世界一周を終え、カフェをopen/



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