2ヶ月半のアメリカ大陸の旅を終え……ポルトガルはリスボンへ!
【day】75〜76日目
【route】パナマシティ→マドリード→リスボン
前回の「旅の日記」に綴ったとおり、パナマに滞在した私たち。アメリカ大陸の旅を終え、次はいよいよ大西洋を越えて、ヨーロッパはポルトガルへと向かいます!
西ヨーロッパはイベリア半島に位置する、ユーラシア大陸最西端の国・ポルトガル。
ポルトガルといえば、スペインなどと共に、15世紀半ばから17世紀半ばまで続いた大航海時代を牽引し、かつては海洋帝国としてその名を世界中に轟かせた国。
そしてなんといっても、ポルトガルは郷土菓子の宝庫!! カステラや金平糖など、日本で古くから愛されてきたお菓子も、元々はポルトガルから伝わったもの。
そんなわけで妻・あやが、今回の世界一周の旅で、訪れることを最も楽しみにしていた国の一つなのです。
通貨は「ユーロ/€」で、私たちが到着した際のレートは、€1 ≒¥126。
公用語は、ポルトガル語。
…という基本情報を踏まえつつ、いざポルトガルの首都・リスボンを目指します!
パナマの首都・パナマシティ、そして約2ヶ月半で13カ国を巡ったアメリカ大陸の旅に別れを告げて・・・
まずはパナマシティ郊外にある「トクメン国際空港(Aeropuerto Internacional de Tocumen)」に向かいます。
そして、大西洋上を飛行機で行くこと約10時間。まず到着したのは、スペインはマドリードの「アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港/Aeropuerto Adolfo Suárez Madrid-Barajas」。
ここで飛行機を乗り換えて、さらに飛ぶこと約1時間15分・・・
ポルトガルはリスボンの「リスボン空港/Aeroporto de Lisboa」に到着しました!
空港のカフェにズラリと並ぶのは、ポルトガルを代表する郷土菓子「パステル・デ・ナタ」(日本では「エッグ・タルト」として知られています)!
う〜ん、郷土菓子の宝庫とは聞いていたけど、まさかこんなにもあっさり出会えてしまうとは……と、すでに妻は興奮を抑え切れない様子。
すぐにでもリスボンの街へと飛び出したところですが、例のごとく節約のため、タクシーではなく、えっちらおっちらとバックパックを担ぎながら、地下鉄に乗車。
・・・それにしても寒い!! 中米ではずっと T-シャツ一枚で過ごしていたので、余計に寒さが身に染みる……というわけで、久々にダウンの登場です。
そして、メトロに揺られること約20分・・・
・・・やって来ましたリスボン!!
そして、二人とも久々のヨーロッパの旅!
さすが「7つの丘の街」とよばれるリスボン。あちこち坂だらけで、それはもうあっという間に足腰をやられそうなのだけど、どの路地も妙に哀愁が漂っていて、どうしたって歩きたくなる衝動に駆られてしまうのです。
リスボンでの宿は、マルケス・デ・ポンバル広場の近くにある、こちらの「タグス・パレス/Tagus Palace」。
リスボンの中ではリーズナブルな宿とはいえ、一泊一室 €51≒¥6,426。当たり前だけど、しばらくは中南米の3〜4倍の宿泊料金を覚悟しておかなかければなりません、、、
でも、さすがヨーロッパ、清潔なのが何よりもうれしい(笑
かくして、無事ユーラシア大陸に上陸した私たち。
定番からまだ見ぬスイーツまで、郷土菓子を巡る旅がさらに忙しくなりそうで、初日からワクワクが抑え切れないのでありました。
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*世界一周の旅を経て、
お菓子ブランドをスタート!
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