“ダーウィンの進化論”といえば、やっぱりガラパゴスゾウガメ!
【day】58・60日目
【route】サン・クリストバル島→サンタ・クルス島
念願の、ガラパゴス諸島をめぐる旅。今回は、サンタ・クルス島について!
※ これまでのガラパゴス諸島の日記は↓コチラ
【準備編】首都・キト→ガラパゴス諸島へ
【アクセス編】首都・キト→ガラパゴス諸島へ
衝撃!! アシカとヒトが共存する、サン・クリストバル島
“アシカ島”とよばれる、サン・クリストバル島に滞在した私たち。
そして次に向かったのが、サンタ・クルス島。面積は約986㎢とガラパゴス諸島内で2番目に大きく、人口はなんと約2万人、諸島の中で最も人口の多い島です。
さらに、多くのガラパゴスゾウガメが保護されている島としても、よく知られています。
・・・という基本情報を踏まえつつ、早朝、サン・クリストバル島からサンタ・クルス島へ、ボートで移動しました!
サン・クリストバル島の港では、乗船前になかなか厳しい荷物チェックが。
ガラパゴス諸島から出るときだけでなく、島から島への移動する際も、動物や植物はもちろんのこと、石や貝殻など何一つ持ち出してはいけません。
それぞれの島で独自の生態系をもつガラパゴスでは、些細な変化でも深刻な環境被害をもたらすことになるのだとか。実際、私たちの前に並んでいる人は、サン・クリストバル島で買ったバナナすら没収されていました!
そんな荷物チェックも無事終え、ボートで海を渡ること約2時間……無事にサンタ・クルス島に到着!
中心地は、ガラパゴス最大の町「プエルト・アヨラ/Puerto Ayora」。ショップや飲食店がズラリと並んでいるのはもちろん、自転車専用道路まで整備されいるのには驚き!
ホテルの数も、サン・クリストバル島とは比べものにならいほど。ちなみに私たちの宿は「オテル・フェルナンディーナ/HOTEL FERNANDINA」。
ツアーに組み込まれているので、これまた気後れしてしまうようなリゾートホテルにて宿泊なのでした。
なお、「ナチュラリスト」とよばれる公認免許をもったガイドさんは、 サン・クリストバル島とは違う方にチェンジ。なんと、島ごとに専属のナチュラリストがいるというのだから驚きなのです。
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そして、まずはじめに案内してくれたのが、「エル・チャト/El Chato」という、ガラパゴスゾウガメの保護区。
ちなみに保護区に向かう道の途中にも、野生のゾウガメがさらりと登場するのはちょっと笑えました。上の写真にも、さんぽゾウガメがいるので探してみて下さいませ。
そして、ゾウガメ保護区に到着!
ゆるやかな起伏が続くこの丘一帯は、サンタ・クルス島の中で特に降雨量の多い地域で、ところどころ湿地があり、ゾウガメの格好の生息域となっているのだとか。
なるほど、確かに探すまでもなく、さらりとガラパゴスゾウガメが登場!笑
ひゃ〜〜〜 デカい! チカい!
ちなみにガラパゴス諸島では、観察ルールとして、動物から常に2m以上距離をとらなければなりません。うっかりそれよりも動物に近づこうものなら、ナチュラリストにぴしゃりと叱られます。
2mといっても、ゾウガメは臆病なので・・・
・・・3mほど近づけば、大体はこうなります(笑)
ナチュラリストに連れられて、さらにズンズンと森の中へと入っていくと・・・
そこかしこで、のんびりと過ごされているゾウガメのみなさま。彼らは最大で250㎏ほどまで成長し、約200年も生きるのだそうです。
湿地が生息域ということで、なるほど、
こんなカンジで、沼に行くとたくさんのゾウガメを見ることができました。
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なお、ガラパゴスゾウガメは、プエルト・アヨラにある「チャールズ・ダーウィン研究所/Charles Darwin Research Station」でも見ることができます。
著書『種の起源』によって、ガラパゴス諸島に生息する固有種の存在を世界中に知らしめた、 イギリスの自然科学者、チャールズ・ダーウィン。
この研究所ではそんな彼の意志を継いだ、さまざまな分野のエキスパートが世界各国から集まり、今なおその研究が続けられています。
そんな研究所の敷地内では、ガラパゴスゾウガメが飼育観察がされていて、旅行者も無料で自由に見て回ることができます。
しかも、サンタ・クルス島に生息するものだけでなく、ガラパゴスの各島々のゾウガメが集められているので・・・
・・・といったように、生息する島によって、ゾウガメの甲羅のカタチに違いがあることを見比べることができて、“ダーウィンの進化論”を体感として理解することできます。
ちなみに研究所内では、ゾウガメだけでなく、他の動物たちも飼育観察されています。
なかでもこのリクイグアナは絶滅危惧種で、ガラパゴスといえど旅行者が野生のそれに出会える確率はかなり低いので、ここでしっかり目に焼き付けておくのでありました。
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ウワサに違わず、ガラパゴスゾウガメの楽園だったサンタ・クルス島。ダーウィンが進化論の着想を得るきっかけとなったゾウガメを、これだけ間近に見ることができたのは、なかなか感動的でした。
しかしどうやら、注目すべきはゾウガメだけではない様子…??
・・・というわけで次回は、ガラパゴスを代表するあの生物の、衝撃の姿をお届けします!
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*世界一周の旅を経て、
お菓子ブランドをスタート!
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