20時間以上かけて、ペルーの京都に到着
【day】13〜14日目
【route】リマ→クスコ
かつてのインカ帝国の首都で、今では世界遺産 マチュ・ピチュへ向かう基点となる街・クスコを目指して、リマを出発しました。
飛行機なら所要約1時間~1時間30分で行けてしまうけど、節約のためにもちろんバス移動。しかし、クスコはアンデス山脈中、標高約3,399mの超高地にあります。
そのため、陸路だとなんと、所要約22時間というロングトリップ。
しかも、バス料金は片道一人 S/.185 ≒ ¥6,475と、ペルーの物価からすると全然安くないのであります…! このバスに限らず、マチュ・ピチュに関わる交通・宿泊などは料金設定がかなり高めなので、個人で旅行する方はくれぐれも油断なきよう、、、
そんなこんなで、今回の利用するのは、特にペルーでゴリゴリ幅を利かせている「クルス・デル・スル/CRUZ DER SUR」社の長距離バス。
リマ郊外に、ドでかい自社バス・ターミナルを持っています。
ターミナル内は広々で、郊外だけどセキュリティもしっかりしているので、安心空間。
飛行機のチェックインと同様、先に大きな荷物を預けるというのはなかなか斬新でした。バックパックを早々に手放せるので、とても助かります。
そして、バスは2階建て。
…というか、ゴージャスすぎる!
そして、車中には超絶フカフカの、超絶リクライニングシート。
…というか、ゴージャスすぎる!
これはまさか、相当ハイクラスなバスチケットを購入してしまったのか!?…と、自分たちを疑ったのですが、ペルーの主要観光都市をつなぐ長距離バスは、他社を含め今やどこもこんなスペックが当たり前なのだそうです。
恐るべし、マチュ・ピチュ観光需要!!
…そんなこんなで、リマをPM2:00に出発して、クスコには翌日のAM12:00に到着するわけです。
なんと夫は快適すぎるのをいいことに、ほぼ全行程を爆睡。「いつ何時・どこでも・何時間でも、寝れる」と、日頃から豪語する男の本領発揮です。
一方の妻は、乗り物の中では寝れないというデリケートぶりを発揮し、アンデス山脈中のくねくね道に、車酔いの限界点を行ったり来たり。ゲッソリして朝を迎えてしまいました。
もう無理っす!…と、精根尽き果てようとしていたそのとき、山中に赤い屋根が見え隠れ。
ついに到着!?…と期待に胸を膨らませる、妻。
スピ~~~~~~~…と安らかに寝続ける、夫。
そして、ついに、街の全貌が見えた…!
そう、世界文化遺産・クスコ市街に到着なのです!!
(さすがに夫も、お目覚め)
リマから丸一日かけて、ようやく…
着いた!
着いた!!
着いた!!!
着いたーーー!!!!
…と、ハシャぎ過ぎは禁物。
忘れることなかれ、ここは標高約3,399mの街なのです。そのため、到着初日はゆるめの散歩だけして、高所に身体慣らし。それでもだいぶ息切れしましたが…。
ちなみにお宿は、「アルマス広場/Plaza de Armas」から徒歩3分ほどのところにある「ホテル ロハス イン/Hotel Rojas Inn」の別館的なトコロ。
繁忙期ではないけど、そこはやっぱりマチュ・ピチュ観光の基点の街。どこの安宿も混んでいて、もはや中流ホテルしか空いていないという状況でした。
「ホテル ロハス イン/Hotel Rojas Inn」もその一つで、一泊一室 S/.150~ ≒ ¥5,250~はするのですが、 粘り強い交渉の末、自分たちもビックリの一泊一室 S/.80 ≒ ¥2,800までプライスダウン!
私たちにとってはこの料金でも痛手だけど、リマ並みに物価が高い街なので、止む無し。
さすが黙っていても世界中から観光客が来る街、クスコ。今回宿泊した宿に限らず、人々の振る舞いにどことなく余裕が感じられる街なのです。
そんなクスコでの、4日間の滞在が始まりました。
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*世界一周の旅を経て、
お菓子ブランドをスタート!
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