“スペインのバスク” から、“フランスのバスク” へ! バスクの旅は続くのです
【day】89日目
【route】サン・セバスチャン→ビアリッツ
「世界一の美食の街」でのバスクの郷土菓子作りも無事に終え、いよいよスペインはサン・セバスチャンを後にします。次の目的地はというと、ここからもう目と鼻の先の、隣国・フランスです!
面積は日本の約1.5倍と、西ヨーロッパの中では最も大きな国土をもつ国・フランス。
芸術やファッションなど、世界に誇るフレンチ カルチャーは数あれど、私たちが最も注目しているのはやはり、フランスのお菓子文化。
元々フランス菓子のパティシエである妻・あやにとっては、まさに聖地といっても過言ではありません!
通貨は「ユーロ/€」で、私たちが到着した際のレートは、€1 ≒¥123。
公用語は、フランス語。
…という基本情報を踏まえつつ、いざフランス南部の街・ビアリッツを目指します!
スペインはサン・セバスチャンに別れを告げて・・・・
まずは、2016年2月にオープンしたばかりという、サン・セバスチャンのバスターミナルへ。
この公共バス(片道一人€6 ≒¥738)に乗って国境を越え、一路、フランスはビアリッツを目指します。
フランスはすぐそこなので、走ることわずか1時間ほどで・・・
やって来ました、ビアリッツ!!
19世紀頃から、王族や貴族が集う行楽地として栄えたビアリッツは、今ではフランスの一大ビーチ・リゾートとして、国内外問わず人気を博しています。
そのため物価はフランスの中でもかなりお高めで、節約旅行の私たちにとっては、だいぶ身分不相応な街(苦笑
それでもなぜわざわざこの街に立ち寄ったかというと、それはここが、サン・セバスチャンと同様にバスク地方だから。
バスク地方とは、ピレネー山脈を挟んでスペイン北東部とフランス南西部にまたがる一帯を指し、今なおバスク独自の言語や風習を守り続けている地域。
“スペインのバスク” を訪ねたからには、“フランスのバスク” にも行ってみなければ!……という思いから、ちょっと背伸びして、ビアリッツにやって来たのでありました。
そんなわけで、なにを節約するかと問われれば、それはやっぱり宿泊費。サン・セバスチャンに続き、今回も「Airbnb」を利用します。
サン・セバスチャンでは「Airbnb」を利用したとはいえ、結果ゲストハウスだったのだけど、今回はついに民泊デビュー!
予約システムの面倒くささや、人見知りなのに民泊に耐えられるか…という不安から(笑)、やや苦手意識を持っていたのだけど、「Airbnb」の魅力が今回、少しわかった気がします。
管理人不在の部屋だったので交流はなかったけど、生活感のある部屋で寝泊まりするっていうのは、長いこと旅していると、やっぱりどこか落ち着きます。
かくして、早速 “フランスのバスク” へと飛び出した私たち。久々のTHE リゾートになんだかソワソワしつつ、バスクの郷土菓子探しに邁進するのでありました。
その模様は、また次回お伝えします!
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*世界一周の旅を経て、
お菓子ブランドをスタート!
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いよいよフランス。楽しみですね。
はい!念願の、フランスの郷土菓子を巡る旅です〜♪