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標高3,650m。世界最高所にある首都ラ・パスは、スルーさせてくれません

【day】21〜22日目
【route】ラ・パス


いよいよペルーからボリビア入りを果たした私たち。

首都ラ・パスには、PM10:00に到着。

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ペルーでは夜の街歩きはさほど問題なかったけど、ここは緊張感があるというか、街全体が暗い印象。

それもそのはず、ボリビアは"南米の最貧国"とよばれる国。夜中にジャパニーズが大きな荷物を背負ってふらふらしていて、なにもないことの方がラッキーと言わざるを得ません。

そんなわけで、到着したバスターミナルからは、すぐさまタクシーをつかまえて、目星をつけていた宿「オスタル・アウストリア/HOTEL AUSTORIA」に直行。
 

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スムーズに到着したと思ったら、なんとドライバーが、一字違いの宿「オスタル・アストリア/HOSTAL ASTORIA」と間違えて、ここどこ?…なエリアに連れて来られてしまったー!

いつもなら正すところだけど、前述のとおり、さすがにお国事情&時間的にモメごとは絶対に避けたいので、おとなしく着いてしまった宿にチェックイン…。
 

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幸いセキュリティもしっかりした宿だったので、ほっとひと安心。

AM7:00から繰り広げられたドタバタの国境越えで疲れ果てていた私たちは、近場の中華料理でそそくさと食事を済ませ、あっさりと眠りに落ちたのでありました。
 

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翌日、ラ・パスの街を散策。

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ラ・パスの人口は約100万人といわれていますが、なんとその半数以上をインディヘナが占める、南米の中で最も先住民族が多い都市です。

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街を歩けばたしかに、民族衣装に身を包んだインディヘナの人々の姿をよく目にします。
 

そしてなによりも、ここは標高3,650m、世界で最も高所にある首都

さらに、街は“すり鉢状”に形成されているため…

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このとおり、高層ビルの真後ろには、アンデス山脈の山並みが。なかなか異様な光景です。
 

さらに、どこを歩いても…

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坂!
 

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坂!
 

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坂!
 

富士山頂を散策しているようなものなので、それはもう30分も歩けばとてつもない疲労感。

私たちはペルーからやって来たため、それなりに高地順応できていたのだけど、日本→ラ・パスに直接やって来ると、あっという間に高山病でダウンしてしまう人がとても多いそうです。
 

さらに追い打ちをかけるように旅行者を苦しめるのが…

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渋滞!

体感では、ペルーはリマの渋滞よりもヒドい気がします。
 

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夜になってもこの渋滞パニックは、止まることを知りません。
 

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そのため広場にたどり着くと、心の底からホッとします。
 

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でも、ラ・パスの中心地「ムリリョ広場/Plaza Murillo」は、気味が悪いほど鳩だらけなので注意…苦笑
 

いや、冗談ではなく本当に、くつろぐスペースひとつ探すのにも、ひと苦労な街なのです。しかも空気が薄い上に、供給されるのは膨大な排気ガスだなんて…。

これまで40カ国あまりの国々を旅してきましたが、街歩きしづらい都市・ワースト1の称号を与えたいと思います。


・・・と、ネガティブなことを先に書き連ねてしまいましたが、街自体はとっても魅力的です。

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こちらは、日本が大好きすぎて、ラ・パスでアニメのグッズショップをオープンしてしまったという、ボリビア人のナイスガイ(ももクロ ファン)。

ランチをしていたらカタコトの日本語で話しかけて来てくれて、気付けば1時間ほど語り合い(笑)。ラ・パスの情報を色々と教えてくれました。
 

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そんな彼がおすすめしてくれたのが、「ライカコタの丘/Parque Laikakota」の麓に広がる市場。
 

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日本の縁日のような雰囲気で、旅行者というよりも、地元の人々でワイワイと賑わっていました。
 

特に面白かったのが、ゲームコーナー。

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日本であれば射的や金魚すくいが定番だけど、こちらの一番人気はテーブル・サッカー(笑)
 

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ヨーロッパのユースホステルなんかでたまに見かけますが、ここではその台数が半端じゃない(笑)
 

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坂だから、設置するのも大変でしょうに(笑)
 

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妻も参戦(笑)
 

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こちらは、ボリビア版ビンゴのようなもの? トウモロコシを利用するのが、ボリビアらしい(笑)


市場以外にも、なかなか興味深いラ・パスの街歩き。

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夫が最も興奮していたのは、「エルナンド・シレス競技場/Estadio Hernando Siles」。標高約3637m、世界一高い場所にある公的な競技場です。

南米にあってあまりサッカーの強くないボリビアですが、しかし、ボリビア代表チームはこのスタジアムに限り異常な強さを発揮し、ブラジルやアルゼンチンをW杯予選で幾度となく苦しめてきました。

「あのリオネル・メッシを嘔吐させるほど、過酷なスタジアムなんだよ〜」と、感慨深げに語る、元サッカー小僧の夫。


さらに街歩きを続けていると・・・

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中米・グアテマラで有名なチキンバスが、ここでも走っていたり、
 

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タイプライターの代理打ちが、今なお大盛況だったり、
 

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とにかくおいしそうなパンが、街中にいっぱいだったり、
 

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やっぱりどこに行っても子供はキュートだったりと、

少しずつ、ラ・パスという街の輪郭がみえてきたような気がします。
 

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…と、そんな中、ふと気になるパティスリーを発見。
 

当然、店内をリサーチしに行くわけですが…

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やっぱりボリビアにもありました、「Alfajores/アルファフォーレス」

※この郷土菓子の詳細は↓コチラ
*世界の郷土菓子* ペルーの「Alfajores/アルファフォーレス」
 

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とっても雰囲気の良い&地元の方々に人気のお店だったので、ダメ元で、「このお店でアルファフォーレスを一緒に作らせれくれませんか?」と、スタッフの方に聞いてみると…
 

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「OK!」…と、快諾!


やりましたー!

…でも、油断はできません。なんといってもペルーはクスコで苦杯を嘗めていますからね…。
 

・・・で、いつならOKでしょう?と聞くと、

「明日ならOKよ!」…との答え。
 

やりましたー!

…と、言いたいところだけど、なんと、なんと、なんと…

 

・・・実は私たち午前中の内に、本日夜発のウユニ行きバスチケットを手配してしまっていたのです、、、

とっても慌ただしいけど、ペルーはクスコで学んだとおり、大きな都市では郷土菓子の取材が困難だと踏んで、ラ・パスは単なる経由地と割り切り、すぐに地方へと移動することを決めていた私たち。

この判断が今回は、自分で自分の首を絞める結果を招いてしまいました…。
 

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がっくりしながらスタッフさんに別れを告げ、ウユニ行きのバスチケットを予約した旅行会社「トド・ツーリズモ/Todo Turismo」へと戻る私たち。バスの出発まで、このオフィスで待機するのです。
 

オフォスの中に入ると、やたらとザワついているご様子。

なにごと?…と思ったら、なんと、ラパスでストライキが始まったとのこと! なんのストライキなのか、詳細はわからなかったけど、とにかく公共交通機関は麻痺状態らしい。

ウユニ行きのバスは運行ストップは免れたものの、いつもとは違う遠回りのルートを通らざるを得ず、片道10時間のところ、場合によっては3時間〜4時間程度の遅れが見込まれることが判明。

さらに、遠回りルートを行ってみて、仮にそこもストライキの影響で封鎖されてしまったら、引き返す場合もあるとか、ないとか。そのため旅行会社の対応としては、無料で乗車日程の変更を受付けるとのこと。
 

ほとんどの旅行者は、それでも本日の出発を決意。なんてったって、丁度昨日に大雨が降ったため、もし明日たどり着くことができれば、ウユニ塩湖のコンディションが絶好調なのだそうです。

しかし私たちは、喜々としてラ・パスに残ることに決定! そう、これで大腕を振って、あのパティスリーの取材に挑戦できるではないですかー!!


・・・というわけで、改めて宿を取り直して、ラ・パスにもう一泊。明日は取材して、その足で夜にウユニに向かえば、完璧だね。うんうん。
 

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土地勘もついたので、明日の取材を見越して、アクセスの良い宿にチェックイン。「オテル・アレム/HOTEL ALEM」(一泊一室 Bs.100 ≒¥1,500)。
 

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果たして今回の取材はうまくいくのか…ドキドキしながら布団の中へ。

そう簡単にスルーはさせてくれなかった、ラ・パス。引き留めたからには、頼みますよ…!

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