そのとき、「地面」の存在は消えてしまった・・・
富士山頂ほどの高さに、岐阜県ほどの広さの塩の大地が広がっているという、世界最大の塩原「ウユニ塩湖/Salar de Uyuni」。
前回の「旅の日記」に綴ったとおり、私たちは「サンセット+ スターライト」ツアーに参加。 これはウユニ塩湖の夕日と星空を観賞するというものです。
さて、一体どんな絶景が待ち受けているのでしょうか…。
そして、“鏡張り”の光景には、出会えるのでしょうか…。
ちなみに夫は以前、北アフリカはチュニジアを訪れた際に、「ジェリド湖/Chott el Jerid」という塩湖を目にしています。
最長200㎞・最大幅80㎞と、その大きさはウユニ塩湖には及ばないものの、それはそれは雄大で美しく、「きっとウユニ塩湖もこんなカンジなのかな〜」…と想像しながら、今回、満を持してボリビアにやって来たわけですが・・・
・・・はっきりいって…
ウユニ塩湖のスケールは、ケタちがい…!
“天空の鏡”とはよく言ったもので、遠くを眺めていると、もはや意識の中では「地面」の存在が消えてしまいます。大げさではなく。
足下を見て、「そうか。自分は今、地面に両足を着いているんだ…」と当たり前のことを再確認。
そして、ぐぐ〜っと足下をフォーカスすると、真っ白な塩がぎっしり。
塩の結晶の塊が、ゴロゴロ転がっています。また、少し地面に触れるだけで、手は真っ白に。
ここまで乗ってきた4WD車も、塩まみれ。
・・・早速圧倒されてしまった、ウユニ塩湖の絶景。
その美しさを伝えるには、あまりにも言葉が少な過ぎるので、ただひたすらに、収めた写真だけを以下に並べます。
なお、「ウソつけ!」…と思われそうだけど、正真正銘、写真は時系列。特に後半は目を疑うと思いますが、方角が違うだけで、あくまでも同じ場所から見える光景なのです…アンビリーバボー、、、
PM8:10。
圧巻、そして極寒の世界は、闇の中へ。
翌朝AM2:30からの「スターライト+ サンライズ」ツアー(ウユニ塩湖の星空&朝日の観賞)の開始まで待機するため、私たちは一旦、ウユニの町へと引き返すのでありました。
つづく
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*世界一周の旅を経て、
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