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オモテ側へ行くと、虹かかるマチュピチュが迎えてくれました


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前回の「旅の日記」で綴ったとおり、無事にマチュピチュ遺跡のウラ側ワイナピチュのウラ側にたどり着いた私たち。

さて、最後はもちろん、“マチュピチュ遺跡のオモテ側”へ。
 

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オモテ側に行くには、まずマチュピチュ遺跡の入場ゲート方面に戻らねばなりません。
 

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ひと口に戻るといっても、歩いて20分はかかわるわけで…
 

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段々畑の一段一段は、それぞれ約170~180㎝もあるわけで…
 

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5時間半の登山を終えたばかりの私たちには、とってもハードな道のりだけど、少しずつワイナピチュが遠ざかっていきます。
 

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最後の力を振り絞り、段々畑を上っていくと、徐々に見覚えのある光景が・・・

 

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・・・キターーーーッ!!!


ついに、“マチュピチュ遺跡のオモテ側”に辿り着きましたー!

う、美しい…。そしてさっきまでは、奥に見えるあのワイナピチュの頂上にいたのだと思うと、それはもう感慨一入なのであります。
 

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ちなみに、段々畑を横に歩いていくと…
 

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こんな風に見えたり、
 

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こんな風に見えたり、
 

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こんな風に見えたりと、

角度を変えて見るとまた違った趣きがあって、なんて完成度の高すぎる遺跡なんだ…と二人揃ってほれぼれ。
 

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そんなわけで、例のごとく記念写真もパシャリ。
 

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さて、お次は遺跡の内部へと潜入していきます。
 

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インカ時代の入口が今もしっかりと残っていて…
 

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…こちらをくぐると、いよいよマチュピチュの市街地へ。
 

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インカの創始伝説の舞台と考えられている「3つの窓の神殿」や、
 

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マチュピチュの中で最も重要な神殿だったといわれる「主神殿」や、
 

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日時計といわれる、マチュピチュ遺跡の最高点「インティワタナ」などなど、聖なる場所とされているエリアを周り…
 

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下っていくと、石壁が現れて…
 

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今度は、貴族や技術者たちの居住区といわれるエリアが広がります。
 

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俯瞰で見ると本当にシンプルなのに、実際歩いてみると迷路みたい。
 

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そして、私たちがなによりも感動したのが、この景色…
 

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…そう、幸運にも、マチュピチュ遺跡の麓に虹がかかったのです!!!
 

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しかもダブル レインボーまで!

この光景を見れただけでも今回、旅に出てよかったね…と、しみじみ語る二人。それくらい、感動的なひとときでした。
 

↓当日の動画がこちら↓

 

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そんな遠くの美しさもさることながら、近くの美しさも、マチュピチュ遺跡の魅力。
 

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遺跡の上に生えたコケの趣きに、思わず目を奪われました。
 

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そうこうしてると、あっという間に閉山時間の17時に…。帰りたくないと、遺跡の隅に逃亡して、ダダをこねる夫。
 

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ああ、さようなら、マチュピチュ…。
そして、ワイナ様…。
 

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朝はあんなに賑やかだったゲートも、もうほとんど人がいない…本当にさよならなんだね…。
 

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…と、みせかけて・・・
 

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・・・本日のお宿はこちら!!その名も「マチュピチュ・サンクチュアリ・ロッジ/Machu Picchu Sanctuary Lodge」

このお宿、マチュピチュ遺跡のゲートすぐ隣にあり、唯一、宿泊のためにマチュピチュ村へ下山する必要のないホテルなのです。
 

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そう、つまり、ホテルからはワイナピチュが拝みたい放題!(残念ながら、マチュピチュ遺跡は見えないけど…)。

そんなスペシャルなホテルなので、ハイシーズンではないにも関わらず、な・な・なんと、2名1室で一泊約7万6,000円と、ここが日本であっても、私たちにとっては鼻血が出そうなほどの高級ホテルなのです、、、
 

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なんて身分不相応なトコロに泊まるのでしょうとわかっていながらも、出発前から、今回の旅での最初で最後の贅沢はココにしようと二人で決めていたので、割り切って楽しむのであります。
 

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調子にのって、優雅なディナーを楽しんじゃったりしちゃったりして…
 

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一体いつ振りだというくらいの、ふかふかのベッドで就寝するのでありました…

(ワイナピチュ登山で体力の限界を超えていたので、実際はホテルを満喫するというよりも、助かった…というのが正直なトコロだったりして、、、)

おやすみなさい…zzz

 

***

・・・と、就寝前に、私たちなりの世界遺産・マチュ・ピチュの歴史保護区の所感まとめ。
 

スペインの侵略によってことごとく破壊されたインカの建造物。

しかし、空中都市というその特異性から、その被害を免れたマチュピチュ。

中南米においては、世界遺産登録されたスペイン統治時代のコロニアル建築の街並みは数多くあれど、マチュピチュほど大きな経済効果を現代にもたらしている世界遺産は他にありません。

マチュピチュを目の当たりにしたとき、インカ文明の神秘性にただ驚かされるだけでなく、これまで中南米が辿ってきた歴史の混沌と皮肉を、感じずにはいられないのでありました。

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*世界一周の旅を経て、
お菓子ブランドをスタート!




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