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「月の神殿」を目指し、ワイナピチュのウラ側へと向かった私たち…


前回の「旅の日記」に、想像以上にハードな登山にヘトヘトになりながらも、無事に「ワイナピチュ/Huyna Picchu」の頂上にたどり着いた様子を綴りました。

そこからおとなしく下山すればよいものを、さらに、ワイナピチュの裏側にあるという「月の神殿/Templo de Luna」を目指すことにした私たち。そこでを待ち受けていたものとは・・・
 

・・・というわけで、前編と同様に、ただひたすらに、時系列の写真で綴っていきます。

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こんなにステキな”マチュピチュ遺跡のウラ側”を、ワイナピチュから拝んだにも関わらず…
 

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…ワイナピチュの頂上から一路、『地球の歩き方』によれば「そこまで行く人はほとんどいない」という、「月の神殿」へ。
 

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登り同様に階段は急だけど、まぁ、下りだから気持ちも軽いのです。
 

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あれ? でもどんどん道が細くなっていくような…
 

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う、う~ん…登りよりも、道らしい道が無くなってきた…
 

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…って、突如としてハシゴ登場!?
 

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しかも、かなり急なんだね!?
 

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さすが、「そこまで行く人はほとんでいない」トコロ…と、今さらながらビクビクしながら、それでも下っていくこと約50分・・・
 

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・・・どかーん!!

と、目の前に突如として絶景が広がった…!
 

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どうやら遺跡もあるし、
 

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ここが「月の神殿」か!?
 

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…と思ったら、まだ道が続いている、、、
 

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2~3分ほど下ると、何人かの旅行者がリラックスモード…?
 

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なんと、この洞窟の内部が「月の神殿」でした!
 

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正直この遺跡、見どころという見どころではないのだけど、どこまでも豊かな自然を感じられる道のりと、“ワイナピチュのウラ側”から臨む山々の景色は、ぜひおすすめしたいのです。
 

ちょっとひと休みして、さて帰ろうか…と、ふと道案内の表示を見ると・・・

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な、なに~~~!? マチュピチュ遺跡に直接続いてるわけではなく、もう一度、ワイナピチュに登れとな!?
 

思い出される、午前中の愛のムチ。ワイナピチュの頂上を目指した登山は、想像以上に過酷でした…。

そして繰り返しますが、ここまで来ておいてなんですが、私たちはけっこう登山が苦手なんす!それが、もう一度、山を登って帰りなさいって、、、
 

…といっても、ここまでは頂上から下ってきてるわけなので、冷静に考えれば当然の結果だね…と自省しつつ、覚悟を決めてLet's 登山。

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う~む…やはり道は、果てしなく上へと続いています…。
 

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しかもあまり人が来ないポイントなので、もはや石段も草の中…。
 

もうこうなってくると、珍しい植物に注目して、気を紛らわすしかないのであります。

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…とはいっても限界アリ。5分登って、5分休憩の繰り返し。
 

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これは、宿まで帰ることはおろか、登山口まで今日中にたどり着くことができるのか、、、
 

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…と、ヘコたれそうになったとき、なんだか見覚えのある景色が…。あれは、はじめに通ってきた登山口近くの道のりではないですか…!
 

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うお~~~再び力が湧いてきたー!
 

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なんなら、景色だって楽しんじゃうよ!
 

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…と、いうハイテンションももつのは10分まで。近くに見えて実は遠いのは、登山の定石ですね、はい。
 

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しかし、なんだかんだと「月の神殿」から約1時間かけて…
 

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登山口に戻ってきました…! 入山者名簿に下山チェックを入れて、ワイナピチュ登山もこれにて終了。入山していたトータルの時間は、驚愕の5時間半という記録をたたき出しました(ゲッソリ)。
 

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振り返ると、変わらず雄々しいお姿のワイナピチュ。本当にあの頂上に登ったんだな…と、しみじみ。
 

苦手な登山とあって、たどり着くには激し過ぎるムチだったけど、“マチュピチュ遺跡のウラ側”ではたしかに、インカ帝国とはなにかを知るための、筆舌に尽し難い独特の世界観を垣間みることができました。

登山後、二人の間ではこの山のことを自然と、「ワイナ様」と呼ぶようになったそうな…(実話)。
 

おしまい

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~追伸~

10年前にも一度、訪れたマチュピチュ。だけどその際は、雨の影響で閉山してしまい、ワイナピチュに登ることは叶いませんでした。

今回は念願のリベンジを果たし、そして反省したことが一つ。それは、今までワイナピチュに登らずして、マチュピチュを語っていたこと。

これまでマチュピチュについての感想を伝えたことのある家族・親族・友人のみなさんには、この場を借りてお詫び申し上げます…苦笑

この遺跡が現代まで残った奇跡と、その神秘性を体感するには、ぜひワイナピチュに登って下さいませ。

ワイナピチュに登らずして、マチュピチュを語るべからず。

マチュピチュはやっぱり、偉大すぎる、人類の文化遺産なのでした。

ひでつぐ

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*世界一周の旅を経て、
お菓子ブランドをスタート!




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