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100ページにわたる、現地の人々と一緒に作った「世界の郷土菓子」の記録


「世界の郷土菓子を巡る旅」を終え、『SWEETS TRAVEL BOOK』も無事、完成しました。

取材はもちろん撮影・執筆・編集・デザイン、すべて現地で行った旅をしながら創る本”

 気付けば、100ページを超える本となりました。


Vol.0 世界の郷土菓子を巡る旅

0.16.24


特集したのは、「現地で、現地の人々と、一緒に郷土菓子を作る」取材の中でも特に印象深かった、11カ国の郷土菓子。


* ボリビアの郷土菓子「イエマ」

* パラグアイの郷土菓子「アルファフォーレス」

* チリの郷土菓子「カルソネス・ロトス」

* キューバの郷土菓子「セニョリータ」

* ジャマイカの郷土菓子「コーンミール・ポテトプディング」

* ポルトガルの郷土菓子「パスティシュ・デ・テントゥガル」

* スペインの郷土菓子「パステル・バスコ」

* フランスの郷土菓子「ヴィジタンディーヌ」

* エルサレムの郷土菓子「グレイヴ」

* 南アフリカの郷土菓子「マルヴァ・プディング」

* インドの郷土菓子「カジュ」


これまで読んで下さったみなさま、本当にありがとうございました。


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旅をしながら本を制作することは、予想を遥かに上回るハードルの高さで、時にはえずきながらパソコンとにらめっこすることもありましたが(苦笑)、結果として、このお題を自分たちに課してよかったな、と思っています。

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『SWEETS TRAVEL BOOK』を創る第一の目的は、旅するパティシエがインプットした「世界の郷土菓子」のストーリーを、長い旅の中で忘れぬよう、現地で編集していくことでした。


しかし、誌面にするということは当然、しっかりと情報収集をしなければ成り立たないわけで。

単なる食べ歩きに終始していたら、妄想物語の域は超えられないわけで。


この前提が結果として、「現地で、現地の人々と、一緒に郷土菓子を作る」取材に対する緊張感と精度を、ぐぐっと高めてくれたように思います。

誰に頼まれたわけでもない、お金になるわけでもない、独りよがりのアウトプットであることは間違いないけれど、勝手にこしらえた十字架を背負って旅に出るのも悪くなかったなと、素直に感じています。


Vol.0 世界の郷土菓子を巡る旅

0.16.24

 

そしてもちろん、旅のアウトプットは「本を作って、はい、おしまい。」…ではありません。

『SWEETS TRAVEL BOOK』は、言ってしまえば、単なる私たちの旅の記録。

「旅を終えて、で、どうする?」…を、今度は日本で創っていきたいと思います。

ひでつぐ

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*世界一周の旅を経て、
お菓子ブランドをスタート!




2 thoughts on “世界一周を終え、旅をしながら創る本『SWEETS TRAVEL BOOK』が完成しました

    • 太田さん、ありがとうございます!

      日本でのアウトプットもがんばります〜

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