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惑わせ上手なジャマイカ……え? ここって、ボブ・マーリーの国だよね?

【day】67日目
【route】ハバナ→グランドケイマン島→キングストン


前回の「旅の日記」に綴ったとおり、キューバの旅を終えた私たち。そして次なる目的地は、中米・ジャマイカです!


秋田県とほぼ同じ面積の、カリブ海に浮かぶ小さな島国・ジャマイカ

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国民の大多数を占めるのは、植民地時代に奴隷としてこの地に連れて来られた、アフリカ人の子孫です。そのためイギリス連邦王国に属しながらも、この国を文化的に支えているのは、あくまでもアフリカンスピリッツ。

そして、それを象徴するのが・・・

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ご存知、レゲエの神様 ボブ・マーリー

アフリカはエチオピアをルーツとするラスタの思想を、レゲエ ミュージックに乗せて世界中に知らしめた男。夫・ひでつぐ的には、彼のことをもっと知りたくて、ジャマイカに来たと行っても過言ではありません。

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通貨は「ジャマイカン・ドル/JA$」で、JA$.1 ≒¥0.8

公用語は、英語。ただし、アメリカ英語とイギリス英語がミックスしたいわゆる“英語の方言”のようなもので、「ジャマイカン・イングリッシュ」と言われています。


…という基本情報を踏まえつつ、いざジャマイカの首都・キングストンを目指します!

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キューバの首都・ハバナともついにお別れ。空港までのタクシーで、クラシックカーも乗り納めです。ちなみにクラシックカーは、車体にもよるけど意外とシートのクッション性が良くて、乗り心地は悪くないのです。

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走ること約30分、「ホセ・マルティ国際空港/Aeropuerto Internacional Jose Marti」に到着。ケイマン航空に乗って、まずはイギリスの海外領であるケイマン諸島を目指します。

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キューバを飛び立つと、眼下に臨むはカリブ海の島々! 上から眺めているだけだけど、世界屈指のダイビング・スポットというのも頷けます。

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そして所要約1時間で、まずはケイマン諸島のグランドケイマン島に到着、ここでジャマイカ行きの飛行機に乗り換えです。なお、ケイマン諸島は主に、お金持ちの白人さんたちのリゾートになってます……恐るべし、植民地政策の歴史。

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飛行機を乗り換えて、今度こそジャマイカの首都・キングストンへ。

再び約1時間のフライトですが、日はすっかり暮れてしまいました……そう、ジャマイカには夜到着なので、ちょっと怖いのです。なんてったって、治安の悪さでもかなり有名な国なので、、、

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・・・というわけで、キングストンは「ノーマン・マンレー国際空港/Norman Manley International Airport」に到着!


ついにジャマイカに降り立った!

…と、感動を噛みしめたいところだけど、私たちには、空港から一歩出たら襲いかかってくるであろう、タクシードライバーたちとの闘いが待っているのです。

夜だし、ぼったくりに遭わないようにすることはもちろん、変なトコロに連れて行かれるなんてことがないように、相当気合いを入れて臨まなくちゃ…と、緊張の面持ちで空港屋外へと出る私たち。


・・・しかしそこで待っていたのは、拍子抜けするくらい無関心なジャマイカンたち……そう、これまで中南米の空港で浴び続けてきた「タクシー!タクシー!」の洗礼がないのです!

ほっとしながらも、どこか寂しい気持ちを抱えつつ、とりあえずは空港併設のファーストフード店で夕飯を取ることに。しかし、そこで待っていたのは次なるサプライズ。


なんと、物価がほぼ日本と同じ!

いや、ひょっとしたら日本よりも高いかもしれない!

だって、ハンバーガー+ポテト+ドリンクのセットで¥700〜800くらいが相場なんですよ……これは、バックパッカーには受け止め難い現実、、、

しかし、タクシーの件といい、物価といい、ジャマイカはすっかり先進国の仲間入りを果たしていたのか…? ジャマイカの貧困問題(かなりエグめ)について耳にしたのは、そんな昔のことじゃなかったはずだけど…?


想像していたジャマイカとの違いに戸惑いつつ、ニューキングストンにある宿に向かうべく、タクシーに乗り込む私たち。

利用したのは、正規タクシーである「JUTA」空港からニューキングストンまでは40分かかるとはいえ、US$37 ≒¥4,100…。これが正規一律料金らしいので、やはり物価は日本と同じだと思った方がよいな……と覚悟を決めたのでした。


そしてタクシーが走り出すと、待ってたのは大渋滞! 40分の道のりのはずが、1時間半ほどかかってようやく宿に到着したのでした。時間がかかってしまったのは特に問題ではないのだけど、それよりも困ったのはタクシードライバー…。

どうやら仕事上がりに誰かと待ち合わせをしていたらしく、渋滞に巻き込まれた途端、狂ったように怒りを露わにして「F○CK!」…と放送禁止用語を連発! 運転もどんどん粗くなるし、こちらが身の危険を感じるほどに…。

なんとか無事に宿に到着して、ようやく解放されたと思ったら、「こんだけ時間かかったんだからUS$37じゃ足りん! もっと金よこせ!」…と、腹いせとしか思えない、無茶なロジックで乗車料金を強めに請求してくる始末。

さすがにこちらも怒り心頭! 勝手な都合でこんなに不愉快な思いをさせられた上に、なんでそんな強迫されなきゃいけなんだ!? ……でも、下手に言い返したら、何されるかわからないほど相手は興奮しているので、一言「NO!」と意思表示だけして、そそくさと宿の敷地内へと避難したのでした。


ジャマイカはもうすっかり先進国なんだな……と、頭を切り替えた途端に出くわした、先進国らしからぬとんでもトラブル。 う〜ん…着いたばかりだというのに、だいぶ混乱させるな、ジャマイカめ、、、

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でも、先進国かそうじゃないかは置いといて、とにかく人がやさしく穏やかな場所であってほしいなぁ……だってここは、「ONE LOVE」を唄ったボブ・マーリーの国だよ?

タクシー運転手とのトラブルはあくまでも俗人的な問題のはず……と、到着初日に若干ブルーになってしまった私たちは、互いにそう言い聞かせるのでありました。

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ちなみにキングストンでの宿は、アップタウンにあるこちらの「アイシャ・ハウス/Aisha House」。バス&トイレ共同で一泊一室US$30 ≒¥3,300。

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なんとこちら、ジャマイカで音楽&映像コーディネーターとして活躍する、日本人女性が経営する宿なのであります。

普段は、日本人の溜まり場になっているいわゆる“日本人宿”は避けているのだけど、よからぬ噂も多いジャマイカでは用心して、素直に日本人にすがります。


・・・というわけで、惑わされ続けたジャマイカ到着初日。どうかボブ・マーリーの唄った世界観は、幻想じゃありませんように……そう祈りながら、床に就く二人なのでありました。

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